Ubuntu 14.04 LTSでPT2とepgreg(UNA)を使えるようにしよう その四 [PCなど]
(11) epgrec UNA (人柱版 2014/08/31)のインストール
適当な何かの別館から、epgrecUNA 2014/08/31版とそのパッチをダウンロードする。
ファイルの保存先は、
/home/hoge/PT2
にする。
ダウンロード後、端末を開き、
/home/hoge/PT2
に移動後、ダウンロードしたファイルをtarコマンドで解凍する。
$ tar xvzf epgrec_UNA_130302.tar.gz
$ tar -xvzf epgrecUNA130302fix1.tar.gz
$ tar -xvzf epgrecUNA130302fix2.tar.gz
パッチファイルが上書きされている事を確認する。されていない場合は、ファイルを上書きする。
Ubuntu 14.04 LTSのApache2は、/var/www/html以下にファイルをコピーしないと行けなくなったそうなので、そのようにする。
他のブログなどを調べた結果、/var/www/html以下のディレクトリ階層は、ある程度深くした方がよいとの記載があった。
/var/www/html以下に、ディレクトリ(例えば)TV_epgrecを作成し、
端末から、
/home/hoge/PT2/epgrecUNA_140831
に移動して、
$ cp -a ./epgrec /var/www/html/TV_epgrec/epgrec
を実行する。
次に、ファイルのアクセス権を設定する。
端末から、
$ sudo chown -R www-data:www-data /var/www/html/TV_epgrec/epgrec
$ cd /var/www/html/TV_repgrec/epgrec
$ sudo chmod 777 cache templates_c video thumbs settings
$ sudo chmod 666 thumbs/index.html video/index.html
$ sudo chmod 755 do-record.sh
$ sudo chown www-data:www-data do-record.sh
を実行する。
実行後、config.phpの設定を行う。
端末から、
$ sudo gedit config.php
を実行する。
ファイルを書き換えて、チューナー台数の設定とチャンネルの設定を行う。
集合住宅に住んでいる場合は、独自のチャンネル設定が行われているときがあるので、端末からrecpt1を動かしながら調べるとよいとあった。
自分の場合は、東京MX TVがスカイツリー移転前のチャンネルのままだったので、現在のチャンネルに変更せずに、そのままとした。
変更後、保存し、geditを終了する。
(12) epgrec(UNA)の設定をブラウザから設定を行う
ブラウザを起動し、
http://IPアドレス/TV_epgrec/epgrec
にアクセスする。
setupファイルが動作すると、以下のように表示される。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
epgrecのインストール状態をチェックします
ディレクトリのパーミッションチェック(777)
/var/www/html/tevili_kun/epgrec/templates_c...777...ok
/var/www/html/tevili_kun/epgrec/video...777...ok
/var/www/html/tevili_kun/epgrec/thumbs...777...ok
/var/www/html/tevili_kun/epgrec/settings...777...ok
/var/www/html/tevili_kun/epgrec/cache...777...ok
ファイルのパーミッションチェック(755)
/var/www/html/tevili_kun/epgrec/do-record.sh...755...ok
/var/www/html/tevili_kun/epgrec/recomplete.php...755...ok
/var/www/html/tevili_kun/epgrec/getepg.php...755...ok
/var/www/html/tevili_kun/epgrec/storeProgram.php...755...ok
/var/www/html/tevili_kun/epgrec/gen-thumbnail.sh...755...ok
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次に、以下のように表示される。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
地上デジタルチャンネルの設定確認
現在、config.phpでは以下のチャンネルの受信が設定されています。受信不可能なチャンネルが混ざっていると番組表が表示できません。
物理チャンネル27
物理チャンネル26
物理チャンネル25
物理チャンネル22
物理チャンネル21
物理チャンネル24
物理チャンネル23
物理チャンネル20
物理チャンネル28
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次に、以下のように表示される。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
MySQLデータベース設定
MySQLホスト名
localhost
MySQLサーバーのホスト名を入力してください。
MySQL接続ユーザー名
test <---((10)で設定したユーザー名を入力する。)
MySQLサーバーの接続に使用するユーザー名を入力してください。
MySQL接続パスワード
test <---((10)で設定したパスワードを入力する。)
MySQLサーバーの接続に使用するパスワードを入力してください。
使用データベース名
test <---((10)で作成したDB名を入力する。)
使用するデータベース名を設定します。設定するデータベースは接続ユーザーがテーブルの作成等を行う権限を持っている必要があります。
テーブル接頭辞
テーブル名の冒頭に追加する接頭辞です。epgrecの再インストールを旧テーブルを使用せずに行うようなケースを除き、デフォルトのままで構いません。
初期設定が完了しました。
下のリンクをクリックするとEPGの初回受信が始まります。初回受信が終了するまで番組表は表示できません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
EPGの初回受信が終わり、番組表が更新されるのを待つ。
EPG受信後、/etc/cron.d/以下にcronによるEPG受信の自動実行を設定する。
設定ファイルは、
/var/www/html/TV_epgrec/epgrec/cron.d/getepg
を編集して使用する。
もし、設定ミスや受信データの異常によってEPGの初回受信に失敗すると番組表の表示は表示されない。
設定ミスの確認を行い、手動でEPGの受信を試みる。
端末から
$ /var/www/html/TV_epgrec/epgrec/getepg.php [Enter]
を実行する。
(13)epgrec(UNA)の動作確認
テレビ番組表が表示された後で、録画設定を行い、問題なく録画されることを確認する。
ファイルは、
/var/www/html/TV_epgrec/epgrec/video
に保存される。
(14)シンボリックリンクを設定する
/var/www/html/TV_epgrec/epgrec/video
では、容量が少ないので、容量が大きいドライブにシンボリックリンクを設定する。
/var/www/html/tevili_kun/epgrec/video
内のファイルを移動、または削除する。
次に、/var/www/html/TV_epgrec/epgrec/videoを削除する。
端末から、
$ sudo rm -R /var/www/html/TV_epgrec/epgrec/video
を実行する。
次に、新たに保存先として使用したいディレクトリにシンボリックリンクを設定する。
/media/new_videoにリンクを設定したい場合、
端末から、
$ sudo ln -s /media/new_video /var/www/html/TV_epgrec/epgrec/video
を実行する。
シンボリックリンク作成後、番組が保存されることを確認する。
シンボリックリンク作成後、番組が録画されない場合は、上位のディレクトリのアクセス権限を見直す。
(15) 番組表を取得するためのcronの設定
番組表を取得する時間を設定するために、cronの設定を行う。
端末を開き、
$ sudo cp /var/www/html/TV_epgrec/epgrec/cron.d/getepg /etc/cron.d
を実行する。
次に、コピーしたgetepgを編集する。端末から、
$ sudo gedit /etc/cron.d/getepg
を実行する。
ファイル中のgetepg.phpの絶対バスを、
/var/www/epgrec/getepg.php
から、インストール先のディレクトリー
/var/www/html/TV_epgrec/getepg.php
に変更する。
実行時刻を変更したい場合は、
29 8-22/3 * * *
の部分を変更する。この場合、8時から22時までの間三時間おきに、毎29分になると実行される事を表している。
変更後、保存し、geditを終了する。
(15)ですべての設定が完了。
コメント 0