死にかけた…

今日は、久し振りに自転車通勤する事にした。
ただ、思いっきり寝坊したので、飛ばして行っても会社到着は、１１時と思われる時間に家を出た。
家を出てから快調に飛ばし、会社まで２５分を切るというペースで走り、あと、１キロを切ったところで事件はおきた。

会社の近くで、線路の下をくぐる道を通過した時に、自分の右を走っていた保冷車よりも前に出ようと思い、停止線より一車身前に止まろうとした時に、失敗してしまった。
停止線の位置を確認せず、停止線の位置を頭の中に思い描き、さらに一車身前に止まろうとし、周りを見た瞬間、自分が、思いっきり交差点の中にいることに気付いたのだ！
気付いた瞬間信号を確認したら、自分の進行方向の信号は赤、とっさに、右側を確認したら、クラクションを鳴らして突っ込んでくるベンツが一台…。

ベンツに気付いた瞬間に、握っていたブレーキレバーをさらに強く握り急制動に、が…、ブレーキがテクトロなのと、自分にテクニックがないのとで、自転車は止まりません、止まらないので、降りました。
降りて、ハンドルを持ち上げて逃げようとしたところで、ベンツの方も、何とか止まりました。
その距離、1メートル。
あと、もう少しのところで助かったようです。

すると、ベンツから、土建屋の格好をしたオッサンが降りてきて、最初は、どこか事務所へ連れてかれるのかなぁとか、ボコボコになるまで殴られるのかなぁなんて思っていたら、
｢ここでオレがあなたを撥ねたらどうなる、オレの人生もあなたの人生もめちゃめちゃじゃないか、何を考えてそんなことするんだぁあああああ｣と、まともな説教を受けました。
自分が完全に悪いので、反論のしようがなく、ただひたすら、すみませんともうしませんを繰り返していたところ、向こうも時間がなかったのが、殴られる事もなく、事務所に連れて行かれることもなく、無事、開放されました。あぁ、よかった。('A`)

自分でも、どうしてそうなったのが疑問だったので、会社帰りに、同じルートを取り、事件が起こったところを確認してみましたが、自分が頭の中に思い描いていた停止線は、思いっきり、交差点に入ってくる別斜線のど真ん中でした。これでは、死んでしまいます。
自分を守るためにも、他人に迷惑をかけないためにも、思い込み運転は止めないといけません。
そう心に誓い、さらに自転車を漕ぎ進めたら、家に着くまでに、2回ほど事故りそうになってしまい、さらにトホホな結果に終わりました。

あぁ、安全運転。