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仕事に取り組む姿勢…('A`)<難しいよねぇ [仕事]

家の新聞受けに朝日新聞の拡販用の新聞(お試しで二三日分がパックされたもの)が入っていたので、いつもなら、朝ピーだとか言って馬鹿にして読まないのだが、暇だったので読んでみることにした。
本誌の記事の方は、テレビのニュースとか新聞各社のインターネット版で間に合うことが多く、余り気にもしなかったのだが、土曜日・日曜日に別紙として入っているbeは、意外と面白いので、隅々まで読んでしまった。
土曜日版のbeの一面にフロントライナー言う記事があって、今週は、トヨタ自動車の社長が載っていて、転機という題のコラムに書かれていた事が自分にとってはすごく考えさせられる内容だった。
トヨタ自動車の社長は渡邊さんと言うのだが、渡辺さんが大学を卒業して新卒としてトヨタ自動車に入社した時に初めて配属された部署は、人事部厚生課、仕事の内容は、社員食堂を管理する従業員給食の係だったそうだ。
自分やそれよりも若い人なら、おそらく、どうしてトヨタ自動車に入ったのに、従業員給食担当なんだと怒り、いや、それよりも半ば諦めの気持ちを持ったと思う。そして、次に考えるのは、初めのボーナスもらう頃だと思うけど、転職だと思う(実際、転職してしまう人も多いだろうと思う)。
けど、渡辺さんは、自分に与えられた立場に腐ることなく(初めは拍子抜けしたそうだが)、現場に通うことを始めたそうだ。そうして、現場をつぶさに見て行くことによって、食堂の改善点を見つけ、いろいろな点を改善して行ったそうだ。そうして、このことが原点になり、その後、広報や購買で経験を積み、経営企画に進み、トップ就任につなっがたと。
今、起業することがすごく流行っている。けど、起業するには、お金の事よりも先ず先に、何をするのかと言うことが重要になってくると思う、何をするのかが思いつかなければ企業なんてできないからだ。しかし、自分のように、「何をするのか」には気付くことなく、就職してしまった人は、実際多いと思う。「何をするのか」に気付くことが無くても、「これがしたい」と思って就職して、自分がしたいと思った仕事をしている、仕事への思いに関しては、幸せな状態になっている人もいると思う。
渡辺さんのように、思いもしなかった仕事をすることになった場合、自分から道を切り開いて行くことができるだろうか?渡辺さんは、現場に通うことによって、自分がするべき仕事のヒントを見つけ、道を切り開いていったんだと思う。さて、自分はどうだろうか…。
今の仕事は、病気から回復したばかりの自分にとっては、すごくありがたく、面倒な調整ごとなどがないめんで、すごく助かっている。けど、次へつなげる、とか、次、違った仕事を任された時に繋がって行くと言うか役に立つと言った事をしているだろうか?
渡辺さんの食堂での改善活動は、その時本人はどう思っていたか分からないが、未来への投資になっていたんだと思う、その時は、そんな事は分からないから、地道に改善活動に取り組んでいると言う思いだけだったのかもしれない。
果たして、今の自分は、地道な努力を積み重ねているだろうか?
出世は諦めているが、数年後、自分が別の仕事をしている時に、あぁ、努力を重ねてきたのが、今役に立っているんだとか言う思いをできるようにしたいと思う。
だめ&ひまひまリーマンなので、野球で言ったら、負け試合(または、それに近い試合)の中継ぎのような仕事ばかりになるかも知れないが、それでも、自分の投球回はしっかり抑えて、防御率が低いピッチャーになることもできるはず、自分は、そのような存在にはなりたいと思う。
けど、そのためにも日々の地道な努力は必要だ。努力と言っても、何をするべきかは、ちゃんと考えなくてはならない。
うーん、難しい。
けど、自分ができそうなことを考えて、努力しようと思う。


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